2737万人が利用するGoogleMap検索はYahoo!よりも利用されている

最近Googleマップ集客が大事だ、という話をよく聞きますね。
ただ店舗ビジネスオーナー様とお話しすると「Googleマップ集客が大事だという話も聞くけれどまだそんなにGoogleページはみられていないと思うしそんなに集客効果あるのかなぁ」といわれることがあります。
なぜGoogleマップ集客の大切さに気付くことができないのか？
その理由を説明いたします。

Googleページでお店を探す人たち

年代によってウェブでのお店の探し方ははっきり分かれています。

GoogleマップやGoogleページでお店を探すのは10代から30代前半の若者と60代以上の人達です。
なぜこの人たちがGoogleページでお店を探すかというとこの世代はGoogleユーザーが多いということと、スマホを初めて使用した時からGoogleページがあったということが主な理由です。
初めてスマホを購入して、ウェブ検索したら上の方にGoogleページがあった。
ああこれは便利だな、近くのお店を探しやすいな、となれば当然Googleページを使用するようになります。
わざわざ下の方にあるHPから見ていく人はいないでしょう。

スマートフォンにおけるアプリの利用者数を調べた結果、Google Mapsは2737万人、Yahoo! JAPANの利用者数は1617万人の利用者でした。

「Nielsen Mobile NetView」の2016年4月

グルメサイトでお店を探す人たち

10代から30代前半の若者と60代以上の人達はGoogleページでお店をさがしている人が多いとお伝えしましたが、それ以外の30代後半から50代の人達は何でお店を探しているでしょうか？
ブログ、SNS、HPでという人もいますが、まだまだ根強いのがグルメサイト(ポータルサイト)です。
ぐるなび、食べログ、ホットペッパーの3大グルメサイトをはじめとしたサイトはGoogleページが作成される2015年ごろよりもはるかに前からあり、ユーザーにとってお店を選ぶ際の重要な情報源になっています。
また大企業が運営するグルメサイトは資金力にものを言わせたSEO対策や広告により検索結果の上位を独占し、非常によく目につきます。

飲食店オーナーはどの世代？

このように10代から30代前半と60代はGoogleページ、30代後半から50代はグルメサイトを使ってお店を探す人が非常に多いです。

では集客したい側の飲食店オーナーはどの世代でしょうか？
若いオーナーもいるとは思いますが、ある程度経験を積んでから独立するケースが多いのでやはり30代から～50代が多いです。

この世代はまさにグルメサイトでお店を調べる世代です。
実際飲食店オーナーに自分がお店を探す場合どういった方法で探すかを聞いたところ、ほとんどの方がグルメサイトです。

そう！

肝心の集客したい側の飲食店オーナーがGoogleページを使ってお店を探していないんです。自分やまわりにいる友人がGoogleページを使っていないので、「Googleページ集客は重要ですよ」といわれてもピンとこないわけです。

ある40代の飲食店オーナーはGoogleページのことを「こんなの見る人いるの？」といっていたから驚きです。

「あなたより若い世代はみんな使ってますよ！20代の若者に聞いてみてください！！」

と言ってあげるべきでしたね、笑。

たしかに今はまだGoogleページでのお店選びが全世代に浸透しているとは言えないかもしれません。
しかし今の10代から30代もいずれは40代50代になります。その時にグルメサイトにばかり頼っていたら全く誰もお店の情報を見に来ない、という事態に陥るかもしれません。
今の内からGoogleマップ集客やGoogleページの整備をしておくことをオススメします。