駅前通りを訪れてみると、飲食店舗がずいぶん様変わりしたなと感じませんか?
チェーン店の波に押されながらも、小スペースのテナントには個性的な飲食店舗が確実に増えてきています。中でも目に留まりやすいカフェ業態は、利用しやすさからも注目を集めています。

「これからカフェ業態のオープンを検討している」

そう考えているオーナーには、開店前のプレオープンがとても重要になります。
お世話になっている関係者を招いて行うプレオープンは、内部だけでは見落としがちな実践的メリットがある本番前の最終チェックです。開業後の集客につながるプレオープンのメリットをお伝えしていきましょう。

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店のカラーを打ち出して招待客の心をつかむ

プレオープンは、これから開業していく店のスタイル全般を知ってもらうことが目的となります。関係者を招いて、店の業態から、内装、メニューコンセプト、客単価、ターゲットとしている客層までを、料理の味と接客サービスを通して見てもらう宣伝試食会ともいえます。招待したお客さんに「この店は流行りそうだな」と印象を持ってもらうことがポイントです。カフェ業態であれば、メインとなるお店の看板商品を軸としたメニュー構成をアピールしていきましょう。また商品提供に伴う接客オペレーションの構築も重要となります。

例えば、看板商品がオーダーを受けてから20分かけて焼き上げる、『ふわふわスフレパンケーキ』であったとするなら、時間が掛かる事で逆にお客さんに期待を持たせるようなアピールが必要です。メニュー内や、店内のポスター等で看板商品への期待度をビジュアル面からしっかりとアピールしていきましょう。またサービススタッフによる商品クオリティーの説明も重要です。お客さんの気持ちを満足させる接客オペレーションの構築を心がけてください。

招待する人が業界関係者や職場関係の友人、知人等、自分の仕事に近い人たちであればこそ、宣伝効果も大きいと考えましょう。そのためには、明確な店のスタイル全般を提供する事が重要なポイントとなります。

招待客は業界関係者。メディア、SNS利用者は必須

招待するのは普段お世話になっている取引先等の業界関係者が基本ですが、マスコミ関係者が知人にいれば、ぜひ声を掛けておきましょう。雑誌媒体、ウェブ媒体等で取り上げてもらえる可能性があれば、大きな宣伝効果につながります。

また、友人、知人のSNS利用者には積極的に取り上げてもらいましょう。店舗オープンまでの準備期間は意外と多くの人の目にさらされているものです。何気なく注目している人が、店舗名で検索してみるのはよくあることです。

準備段階の店舗前にはオープン予定日のお知らせを掲示し、ブログ等をやっているオーナーの人はこまめに日記を更新すると効果的です。プレオープンの日程は1~2日前に設定しましょう。営業時間は3時間程度として、問題点が生じた場合にはスタッフ全員で対応にあたれるようにしておきます。

プレオープンの招待は無料が基本となります。

招待状には店舗のお披露目であることと共に、気付いた点を遠慮なく伝えてもらえるよう書き添えておくと良いでしょう。業界関係者からの目線には、内部からではつい見落としてしまいがちな貴重な意見が表れている場合が多いものです。また可能であれば、仲が良い知人には来店時間を指定して招待客を分散させてみるのも良いでしょう。

業界目線のオープニングトライアルを有効に活用して、本番に向けての最終チェックを行ってください。

オープン前の最終チェックが開業後の集客を左右する

オープンした店の様子

プレオープンは、接客や調理オペレーションの確認作業としても有効な手段です。最初のお客さんの来店から、満席になり回転していくまでの作業プロセスは、オープン後でさえもスムーズなオペレーションが構築されるまでにはそれなりの時間がかかります。

オープン当日は特に緊張がつきまとうものです。プレオープンで実際に現場シミュレーションを体験してみる事で、起こりうる問題点を想定して本番への対応につなげていくことが必要です。プレオープンによる最終チェックこそが、招待客に与える印象や、スタッフ全員のモチベーションを通して、開店後の集客に大きく影響すると考えてください。

プレオープンの効果はゆっくりと、しかし確実に表れる

私自身、オープニングレセプションという形で60~200席、立食では300人程度までのプレオープンを三度経験しましたが、ダイレクトに頂いた良い評価や反応が表面化してくるまでにはそれなりの時間が掛かりました。もちろん、改善点も課題として頂き、すぐに対応を試みました。

私の経験から感じるところでは、プレオープンの効果はゆっくりとですが、確実に表れてくるでしょう。プレオープンを経験することによる自分自身のモチベーション向上し、その後の店舗運営への注力を高め、頂いた評価は業界内を通してゆっくりとですが確実に広まり、メディア媒体の取材依頼等へとつながっていったと感じています。

SNSの普及によるメディアの多様化を受けて、評価の拡散スピードがより速くなってきています。インスタグラム等、ビジュアル面も簡単に広がっていく今、カフェ業態のオープンを検討しているオーナーにはぜひとも、プレオープンを行うことをおすすめします。

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